Paperサーバーの構築方法

投稿日 最終更新 (21日前)
サーバー運営
Paperサーバーの構築方法
マインクラフトでサーバーを立てたいと思ったとき、多くの人がまず迷うのが「どのサーバーソフトを使えばいいのか」という点です。現在、多くのサーバー運営者に選ばれているのが Paperサーバー です。軽くて安定しており、拡張性も高いことから、個人サーバーからコミュニティサーバーまで幅広く使われています。

この記事では、初めての人でもできるように、Paperサーバーの基本的な構築方法を順番に解説していきます。

Paperサーバーとは

Paperは、マインクラフトのサーバーソフトのひとつで、Spigotというサーバーをベースに作られています。パフォーマンスの最適化が多く施されており、同じ環境でも比較的軽く動くのが特徴です。また、サーバーの機能を拡張する「プラグイン」に対応しているため、サーバーのルール管理や便利機能を簡単に追加できます。
そのため、ただ友達と遊ぶだけの小さなサーバーだけでなく、公開サーバーを運営している人にもよく使われています。


まずは必要なものを準備する

Paperサーバーを動かすためには、いくつかの準備が必要です。といっても特別なものは必要なく、基本的にはJavaがインストールされたパソコンがあれば問題ありません。

マインクラフトのサーバーはJavaで動いているため、Javaが入っていない場合は先にインストールしておきます。最近のバージョンのマインクラフトでは、Java17以上が必要になることが多いので注意してください。

推奨Javaバージョン:
1.7.10〜1.11:Java 8
1.12〜1.16.4:Java 11
1.16.5:Java 16
1.17〜1.19:Java 17
1.20〜1.21.11:Java 21

次に、サーバーを置くためのフォルダを作ります。場所はデスクトップでもドキュメントでも構いませんが、あとで分かりやすいように「minecraft-server」などの名前にしておくと管理しやすいでしょう。

Paperサーバーをダウンロードする

準備ができたら、次はPaperサーバーの本体をダウンロードします。Paperの公式サイトにアクセスすると、各バージョンのサーバーファイルが公開されています。自分が使いたいマインクラフトのバージョンに合わせてダウンロードしましょう。

ダウンロードしたファイルは「paper-○○.jar」という名前になっています。このファイルがサーバーの本体です。先ほど作ったサーバーフォルダの中に、このファイルを入れておきます。

サーバーを起動するためのファイルを作る


サーバーを起動するためには、Javaでjarファイルを実行する必要があります。
jarを実行するには、起動スクリプトを作成します。

自分の環境に合った起動スクリプトを生成するツールがPaperから提供されています。下記のページにアクセスしてみましょう!
https://docs.papermc.io/misc/tools/start-script-gen/

Windowsの場合は、「start.bat」というファイルを作り、その中に起動用のコマンドを書きます。
@echo off
java -Xms2G -Xmx2G -jar paper-*.jar --nogui
pause
Linux/Macの場合は、「start.sh」というファイルを作り、その中に起動用のコマンドを書きます。
#!/usr/bin/env sh
java -Xms2G -Xmx2G -jar paper-*.jar --nogui

ここで指定している「2G」はサーバーに割り当てるメモリの量です。基本的に、-Xmsと-Xmx両方に同じ値を設定することが推奨されています。サーバーのスペックによって調整できます。

ことマインクラフトサーバーにおいては、メモリが多ければ多いほど良いというわけではありません。無闇に大きなメモリを割り当てることは、避けてください。ひとまずは4GB-8GBを割り当てることをお勧めします。
プレイヤー人数に応じて調整が必要になる場合があります。

最初の起動とEULAの設定

作成した起動ファイルを実行すると、サーバーが起動します。ただし、最初の起動ではすぐに停止します。これはマインクラフトの利用規約に同意していないためです。

サーバーフォルダの中に「eula.txt」というファイルが作られているので、それを開いてみてください。中を見ると「eula=false」と書かれています。この部分を「eula=true」に変更して保存します。

この設定を変更することで、Minecraftの利用規約に同意したことになります。

もう一度サーバーを起動する


再び起動ファイルを実行すると、今度はサーバーが正常に起動します。少し待つと、フォルダの中にさまざまなファイルやフォルダが自動的に作成されます。ワールドデータや設定ファイル、ログなどがここに保存されます。

これで基本的なPaperサーバーの構築は完了です。

Minecraftから接続してみる


サーバーが起動したら、実際にマインクラフトから接続してみましょう。ゲームを起動してマルチプレイ画面を開き、新しいサーバーを追加します。

自分のPC上でサーバーを起動している場合は、アドレスの欄には「localhost」と入力します。localhostとは自分のPC自身を指し示す、ループバックアドレスと言われるものです。

同じパソコンでサーバーを動かしている場合、このアドレスで接続できます。うまくいけば、自分のサーバーに入ることができるはずです。

VPSなど外部のサーバーをしようしている場合は、アドレス欄にはそのサーバーのパブリックIPアドレス(例:123.123.123.123)を入力します。

プラグインを導入してみる

Paperサーバーの魅力のひとつは、プラグインによって機能を追加できることです。サーバーフォルダの中に「plugins」というフォルダがあるので、そこにプラグインのjarファイルを入れてサーバーを再起動すると導入できます。

プラグインを使うと、権限管理やログ管理、建築補助などさまざまな機能を追加できます。サーバー運営をするなら、ほとんどの場合プラグインを導入することになります。

まとめ

Paperサーバーは、マインクラフトサーバーの中でも特に人気が高く、初心者にも扱いやすいサーバーソフトです。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度構築してしまえば意外とシンプルな仕組みで動いていることが分かると思います。

自分のサーバーを持つと、ワールドを自由に管理したり、プラグインで新しい遊び方を作ったりと、マインクラフトの楽しみ方が大きく広がります。まずは小さなサーバーからでも構わないので、ぜひ一度Paperサーバーの構築に挑戦してみてください。